間もなく着工される2世帯のお客様。
今、プランの検討を重ねているお客様。
どちらも、”車椅子対応住宅”のお住まいです。
平成7年に道南初完全なバリアフリー(障壁除去)
住宅を住宅展示場でOPEN
以来、車椅子でアプローチから家中を
不自由なく動ける住宅づくりをさせていただき、
設計:林部長を中心に、そのノウハウを蓄積してきたつもり…。
ですがそれでも、毎回…悩みながら検討を重ねます。
車椅子の動きや実際の必要寸法、
回転や動きに無理が無いか、
介助する人の動きはどうか、
実際に車椅子に座った時の手足の状態など
社内に車椅子を置き実際に確認します。
今では度々、あたりまえのようにバリアフリー住宅と
書かれているのも目にしますが、
段差の解消や廊下幅を広げる、手すりをつける
だけではないのです。
(因みに、ユニバーサルデザイン住宅が
当社の設計思想の幹基盤です~このお話しはまたの機会に)
不自由なこと、不自由な部位、将来の体の変化など
住まう人によってその状態は違い
毎日そこで生活する「住宅」という器においては
配慮・思いやり・を具体的にカタチにすることが
とても必要になります。
また、車椅子対応と言っても
自力で車椅子移動ができる方と
介助を常に必要としている方では
その設計は違うので、
…今日も、設計スタッフ熟考です。
因みに、当社には階段昇降機が設置されていますので
お体が不自由な方も無理なく、
2階フロアでの打合せもラクラクです。
10月1日。
今年もあと3ヶ月…。
あっという間の毎日ですが、
チーム東商、
頭の中を整理、熟考、そして丁寧に…
日々、家づくりをお客様と共に楽しんで行きたいと思います。
さて、先日ご契約いただいたお客様。
模型のリクエストを頂きまして、
「このデザインは、むっ難しい~」と少々怯みましたが
「がっ、がんばって…みます」
作成は、夜のお仕事になので少々お時間を戴くことに。
提出日前夜…追込み
設計:齊藤さんや林さんも参戦。
というより、巻き込み巻き込み。
「このデザイン模型には難しかね。誰のデザイン?」
と口々に唱えながら…数時間…無心の通し作業。
ガーデンプランでは、お客様のご希望
”ソメイヨシノ”を
植える予定なので、
模型の中でも、どうしても桜の木を作りたいな~と考え、
材料を探しに…すると、ピンクの材料をお店で発見
緑の中に少しだけピンクのスポンジが混ざった材料を購入。
「何か手伝いますよ~」と
そのスポンジの選別作業を
米スケさんが手伝ってくれました~。
この中からピンクだけがほしいんだけど…
と言うと、
社内のどこからか探し出し、
手に持ったのは、
ペンチと先がU字のドライバー。
緑のスポンジの中からピンクの小さなスポンジを
さくさくと抜き出してくれました!
道具の達人!米スケさん。感謝。
これが、また綺麗な桜の木になりました。
完成時は、みんな目がショボショボ。
齊藤さんと林さん米スケさんの参戦のお陰で完成しました。
まだ、着工前なのでちょっとだけ…
すっかり模型に愛着がわき、飾っておきますかっ
なんて言っていたのですが、
お客様に、とっても喜んで頂いたら、
嬉しくなって、あっさり…プレゼント
「飾っておくんじゃなかったの」(齊藤部長)
「いいの。いいの。」(坂本)