2010/10/03
U.Dの住まい
間もなく着工される2世帯のお客様。
今、プランの検討を重ねているお客様。
どちらも、”車椅子対応住宅”のお住まいです。
平成7年に道南初完全なバリアフリー(障壁除去)
住宅を住宅展示場でOPEN
以来、車椅子でアプローチから家中を
不自由なく動ける住宅づくりをさせていただき、
設計:林部長を中心に、そのノウハウを蓄積してきたつもり…。
ですがそれでも、毎回…悩みながら検討を重ねます。
車椅子の動きや実際の必要寸法、
回転や動きに無理が無いか、
介助する人の動きはどうか、
実際に車椅子に座った時の手足の状態など
社内に車椅子を置き実際に確認します。
今では度々、あたりまえのようにバリアフリー住宅と
書かれているのも目にしますが、
段差の解消や廊下幅を広げる、手すりをつける
だけではないのです。
(因みに、ユニバーサルデザイン住宅が
当社の設計思想の幹基盤です~このお話しはまたの機会に)
不自由なこと、不自由な部位、将来の体の変化など
住まう人によってその状態は違い
毎日そこで生活する「住宅」という器においては
配慮・思いやり・を具体的にカタチにすることが
とても必要になります。
また、車椅子対応と言っても
自力で車椅子移動ができる方と
介助を常に必要としている方では
その設計は違うので、
…今日も、設計スタッフ熟考です。
因みに、当社には階段昇降機が設置されていますので
お体が不自由な方も無理なく、
2階フロアでの打合せもラクラクです。