2011/06/14
補助犬法
所要で飛んだ長野県松本市。
とある事で立ち寄った”まつもと市民芸術館”
この建物、なかなか素晴らしい。
ホワイエ的なスペースの壁
ブロックガラスのような素材が壁一面にちりばめられ
外部の自然光を取り込んでいます。
主ホールも、オペラを上演できるそうで。
思わず・・・うぉ~
人口は松本市のほうが少ないのに…
文化的施設が多く、
さすが・・・教育熱心な長野県ですね
でも・・・
もっと関心したのが
身体障害者補助犬用のトイレ。
芸術館正面玄関のすぐ横に、何気にありました。
人間を助けて働いてくれる犬たち
盲導犬や介助犬そして聴導犬(=身体障害者補助犬と言われます)は
排泄のコントロールがしっかり訓練され、
お仕事中は、してもいい場所で、しかも「ワンツーワンツー」と合図がなければ
しないように訓練されています。
なので、アスファルトだらけの建物の廻りや、
道路でピッピッとすることはないので、
こんな風に、専用トイレが設置されている事は、
きっと、補助犬ユーザーさんも安心して
この施設に訪れる事ができるのではないでしょうか
2003年に「身体障害者補助犬法」が完全施行され
公共施設への補助犬同伴の受け入れが義務づけられました。
義務だから仕方なく受け入れをする・・・のではなく
安心して行ける施設・場所であってほしいと思います
この法律には、
障がいを持つ人の自立や社会参加の促進に寄与する事を目的とする。
とうたわれていますが、
法律の施行・・・で終わるのではなく
この法律が現実的に生かせるような街づくりに
ならないといけませんね。
函館の街は…
どうかなぁ・・・