2012/04/03
趣きがある
先日、歴史を刻んだ貴重な木造住宅を見る事ができました
歴史的建物を見る機会はあっても
個人で所有されているお住まいの内部、
更に、その床下まで見ることが出来る機会というのは
そうは無いので、お互い時間がないにもかかわらず
板木部長の現調にこっそり
くっついて行って参りました。
板木先生の薀蓄を聞きながら・・・
大黒柱や恵比寿柱に大きな梁で組まれた木造軸組みは、
幾多の地震にも耐え、腐食することもなく、
凛とした姿で今なお佇んでおり、
改めて日本古来の木造軸組み建築の靭性や強さ、耐久性に
感銘を受けました。
築年数は、恐らく80年超かな~と話していると、
「オレが小さい頃もあの建物は、既に古かった記憶があるわ」(佐々木)
「という事は、あの建物は、戦争を生き抜いたんですね~」(坂本)
「第二次世界大戦?」(佐々木)
「・・・・・・まぁ・・・確かに・・・」(坂本)
ふつう・・・先の戦争言うたら、
太平洋戦争とか言うでなかろかと…。思ったりもしたが、
確かに・・・世界史的には第2次世界大戦の一局面ですね
スケールが大きいっ
さて、その築80年超の建物の玄関には
ツバメの巣がたくさんありました。
幸運を呼ぶとされ、商いをしているお家では特に
喜ばれたみたいですね。
置かれていた”茶箪笥”も、
扉が弧を描いた、貼りものでは無い、
一枚もので作られていました。