2009/03/11
集う家
先日、打合せの終了後、その延長線で、
私たちはどんな家をつくりたいか?
プロとしてどんな責任があって、何をお客様から求められているか?
などと、フリートークをしていましたが、
脱線しがちなチーム東商・・・
フリートークなのでお伝えできない事も多々ございますが
その中で「集う家」という話がありました。
家族が自然とつどい・つながる場所。
核家族化している最近は、家族以外の人との繋がりが希薄傾向なので、
友人や親戚、近所の人が集まり
地域と繋がっていく、そんなことが自然にできる場所としての家づくり・・・。
・・・つくれているだろうか?と話しをしていたところでしたが、
今日、お伺いしたお施主様の家で、その「集う家」を
実現されていると奥様からお伺いし、幸せを感じて帰ってきました。
小学生の息子さんは野球少年(優秀賞を頂くhotな少年)。
お引越し、転校して1年ですが、今では、お子様仲間から「じゃ○○の家で!」とご指定があるほど
いつも、お子さん達でにぎわい、
少年団のミーティングをしたり、お泊り会をされたり、子供たちだけでなく
お母様仲間もお宅に集まり、子供たちの成長を見届けているそうです。
「新しいお家を建てるにあたり、子供たちがにぎわう、そんなお家にしたかったから
ここに引っ越してきて本当に良かったです。
野球をすることは、勝つのは目標であって
目的ではないんだよ。ってこどもたちにここで話しているんです。
仲間を思い合いながら切磋琢磨し、
努力を惜しまない。
そんなこどもに育って欲しいし、そういう仲間とめぐり合えて
本当によかった。」
T様のお子様をお話しすると
しっかりその思いが伝わっていることが感じらます。
子供の人格形成には、環境(大人たちや仲間たちを含め)って重要ですね。
私たちも、その環境作りのひとつである”家づくり”に携わって
いるので、このようなお話を伺えるのは幸せこの上ないです。
私たちつくり手は、
その後の暮らし方などは、お客様のもので
もちろん何もできるはずもないのですが、
ただ思うのは、
”お客様の未来の幸せを考えた家づくり” を
カタチにしていきたいです。