”住宅性能の向上は、すなわち生活の質の向上につながる”

なぜでしょう・・・?

「長寿命住宅」「200年住宅」など、なぜそんなに長く家をもたせなきゃならないの?

なんでそんなに住宅に性能が必要なの?

という方がいらっしゃるかもしれません…。

先日、住宅業界で有名なかたがこんなことをTVでおっしゃっていました。

「おにぎりは、海苔・米・梅干。このたった3点のパーツで作られているのに

あんなにもそれぞれ美味しさが違う。

それに、比べて住宅のパーツは20,000~30,000点もある。

住宅性能は、比較すると 2倍違うことなんて 多々あること!

 欲しいのは性能値やスペックではなく、豊かで楽しい幸せな暮らし。ですね?!

でも、住宅の性能なくして豊かな楽しい幸せな暮らしはありえません

例えば、住まいの性能を上げエネルギーロスの少ない長寿命の家をつくることは

環境問題や資源問題からも次世代の子供たちのために

もはや義務といっても過言ではないでしょう。

 それだけでなく家を長持ちさせ「住み継ぐこと」の最大のメリットは、

資産を世代間で蓄積していくことによる豊かさの実現です。

「長持ちするいい家」を建てて子世代に引き継げば、

子世代は住宅取得が不要になり、その一部をリフォームやメンテナンス費に使い、

通常住宅ローンに充てる費用を、庭や家具食器の充実、家族で旅行・レジャーを楽しむ、別荘を持つなど

通所の収入で存分に楽しめる可能性が高まります。

孫世代にその家を引き継げば孫世代はこの蓄積を享受でき、さらにゆとりの生活を楽しむことが可能になります。

また、そういう住宅は、将来、賃貸や売却するのも資産価値が高まります。

このような世代間で住宅などの資産を受け渡していくことで豊かさを蓄積する「ストック社会」

欧州では当たり前に実現されています。

欧州の住生活の豊かさをちょっとだけ想像しながら・・・

住宅をもつという意味のひとつを、ちょっとだけ立ち止まって、そして長い目で、考えてみませんか?

そして、最後に、「家で楽しむことの豊かさ」も忘れてはなりません。

もちろん、お金を使って外出・レジャーを楽しむのも一つですが

家を楽しく!楽しめるような!そんな家づくりをしていきたい!

と思っています。

 

 

東商建設スタッフ | 2009/04/21 | スタッフ日記