本日、東商建設が携わらせていただく

ばんだい号慰霊碑修復工事にあたり、安全祈願を行いました。

1971年、ばんだい号が横津岳に墜落した航空機事故から

7月3日で40年目。

碑は七飯町管理の下、

亡くなった方々のご供養と、そして事故を風化させないために

毎年、大中山女性会などが周辺の清掃と花を供え供養し

また、日航社員の方々も、毎年慰霊ため碑を訪れているそうです。

世代によっては、ばんだい号の事故についてご存知ない方もたくさんいらっしゃるでしょう。

当時、地元中学生だった佐々木さんは、

捜索する消防団の方とともに、道案内のため横津岳へ上ったそうです。

事故から40年という時が経ち、碑も長年の風雨にさらされ石が欠け始め、

悲惨な事故を後世に伝える碑を、遺族らが安全にお参りしてもらうため

これから修復工事がはじまります。

多くの方がお亡くなりになったこの事故を契機に、

航空レーダー整備など事故防止策への取り組みが本格化し

航空機事故が減少したといわれているそうですが、

航空機にかかわらず・・・

どんなに技術が進んでもおき得るかもしれない事故。

最終的には人間が行うという事と、安全性ということに

改めて深く考えさせられました。

日々、私達が携わる建築、

第一に優先されるべきは安全、命。

亡くなられた方々にご冥福を祈り

心を込めて修復工事をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

東商建設スタッフ | 2011/07/26 | スタッフ日記