2008/09/24
動物愛護?と現実。
20日から26日は、”動物愛護週間”で、
先週から各新聞で記事が書かれていたり、イベントが開催されていました。
以前、 「動物たちへのレクイエム」という本をブログで紹介しましたが、
今回も、毎日新聞の記事で”森 絵都さん”が連載していた「君と一緒に生きよう~救われない命たち」という記事を紹介します。
(この記事は、最後まで読んでいただきたい。下記アドレスに掲載されています)
http://mainichi.jp/life/mori/news/20080919ddm013070128000c.html
どちらも、動物収容所(保健所など)に保管されて、最後は殺処分される犬たちのこと
現実が書かれています。
新しく飼われる犬猫が増え続ける一方、保健所に持ち込まれる犬猫の数も、
増え続けている現実・・・動物愛護週間とするなら
もっと、現状を知ってもらいたいな・・・と思います。
犬や猫を飼うならば、自分たちの愛情も、時間も費やします。正直、お金もかかります。
動物を飼うとき、色々な理由はあると思いますが、
買う前に、自分や家族の環境や気持ちをもう一度考えて、
一度飼うと決めたら、絶対に手放さないでほしいと、切に、願います!
でも、大切に飼って、一緒に暮らし、コミュニケーションのすばらしさを知っている人なら
命を捨てることは絶対できないはず・・・。なのですが・・・。
「国家の偉大さやその国の人間の道徳的発展は、動物や小さく弱い存在の扱い方で判る」
~マハトマ ガンジー氏~
この言葉通り、日本は欧米諸国から比べると、酷く遅れていると思います。
犬を手に入れる場所、しつけ、医療、里親制度、
なにより、犬や猫たちの命に対する尊厳。
簡単に飼って、捨てる、鎖でつなぎっぱなしで飼う、、老犬になったから保健所へ、
そんなことが、日常茶飯事に行われる、その原因はわたし人間の無責任・無知です。
まずは、そばにある、そばにいる大切なものから、愛情を捧げましょう。