2009/01/12
未来への備え
こんばんは。
今日は、「北方型住宅ECOの構造見学会」2日目でした。
市内の方をはじめ、八雲からもご来場いただきましてどうもありがとうございました!
ECO住宅構造見学会ということもあって、
住宅の性能をかたち作る構造体や施工方法を実際に見てみたいという方々にご来場いただき、
完成住宅公開とは違うご質問を受けたり、普段はなかなかご覧いただけない
完成時には隠れてしまう施工の工夫や性能のヒミツを実際にご説明でき、大変有意義に過ごすことができました。
このたびの、北方型住宅ECOは断熱・気密ともに国内最高基準が定められ
その基準に合致する(完成後、機械をつかって検査をします)建物を建てているわけですが、
なぜ、この基準の建物が国や道によって推奨されているのか・・・。
この「超長期住宅(200年住宅)」は、未来への備えでもあります。
・せっかく新築したお家、月々ローンの支払いのほかに、高い光熱費を払うとしたら、経済的に苦しい。
・エネルギーを外国へ依存している日本にとってエネルギーの価格高騰は予測不可能。
・高性能によりCO2削減と住宅の高寿命化は次世代へつなぎ、資産価値を上げる。
エネルギー消費は世界第4位の日本ですが、
エネルギー自給率は、原子力発電も加えても、約20%程度しかないそうです。
(燃料のウランを輸入品あつかいにすれば、ナントっ自給率4%っ!)
電源の多様化(原子力・ガス・石炭・水力・石油のバランス)で脱石油をはかっている日本。
(フランスやスウェーデンは原子力、中国・ドイツは石炭、アメリカは石炭・石油・ガスが豊富)
2009年になり、灯油やガソリンなどの燃料は幾分値下がりをしておりますが
昨年、2008年は国際的な原油価格高騰により家庭や企業に深刻な影響をもたらしました。
今後、私達が消費するエネルギーの価格を予測することは困難です。
北方型住宅ECOは勿論、
超高品質の性能を備える家づくりを今年も真摯に取り組んでいきたいと思います。
家計の負担の軽減のため、エネルギー消費をできるだけ少なくし、地球環境を守り
次世代の子供達へつなごうっ!