昨日は父の日。

でも・・・チーム東商のお父さんたちは

いつもどおりの日曜日・・・のご様子だったので

母の日の出来事のことを少々

5月13日夕刻・・・PM6:00過ぎ。

私、お花屋さんにて、

お店のおじさんがラッピングしてくれるのをしばし待っておりました。

そこへ、息をきらした男の子がよいっしょ」

少し重い扉を開けて入ってきました。

おそらく小学校2~3年生・・・くらい。

そして小さな声で

「すいません~お花下さい。」 (男の子)

「ちょっと待ってね、これやってるからね。」 (お店のおじさん)

「それ、後回しで良いので、・・・」 (私) と言ったにもかかわらず、

「いやっ中途半端になるから」とやり続けているおじさんっ・・・

「・・・・・・・」

まぁまぁ・・・と気を取り直し、男の子に話しかけてみる。

「お母さんにプレゼントするの?」

「(うなずく)・・・今、お母さん仕事に行ったから・・・来たの」 

お母さんが出かける、こんな時間まで待っていたらしいです。

きっと、こっそりプレゼントしたかったのでしょう・・・

「・・・母の日ってどれ・・かなぁ」 お花を見ながら小さな声で呟く男の子。

(きっと、カーネーションのことだ

「これとね、コレと、これと・・・・コレだよ」

「ん~と、どれがいい、かなぁ」 

「お母さん、何色が好きなの?」

「ん~・・・いっつもピンクとか、赤とかの・・・持ってる」

「そっかぁ。・・・じゃぁ・・・このピンクか、赤は?」

「・・・これにすると男の子が手にしたのはピンクのカーネーション

そして、少し不安そうに

「これ、いくらですか?」と訊く。

「○○○円だよ」とおじさん。

それを聞いた男の子

「よかったぁ~買えると、ほっと安心した笑顔。

そして、

手のひらに握り締めていたのは500円玉一枚。

もう~っ。言葉が出ませんっ。

出来る事なら

「おばちゃんっこれっ全部買うたって、

お花と僕を背負って、お家までお届けしますっ」と

言いたいくらい感動しました。

どんな大きな花束をもらうより、どんな高価な品物より、

この男の子の想いが込められた1輪のカーネーションが

どれほど嬉しいことか・・・

こんな素直な優しいお子さんに育てたお母さんも

・・・素晴らしいデスね。

「きっと、お母さんすっごく喜んでくれるねっ

「・・・(うなづきながら)・・・喜んでくれるかな」

「すっごく嬉しいと思うよっ」

「・・・うん

そして、

ラッピングしてもらった1輪のカーネーションを

大切そうに胸に抱えてバイバイと手を振りながらお店を出て行きました

とっても幸せな気持ちになった母の日の出来事です。

 

 

 

 

 

 

 

東商建設スタッフ | 2012/06/18 | スタッフ日記