2010/05/07
家をもつということ。
少し前、このbrogでふれさせていただいた
これから、リノベーション(住宅再生)をするお住まい。
20年前に東商建設で、そして、FP工法でご新築いただいたS様。
10日より解体工事が始まるのですが、
なんと壁に、ご家族や教室の生徒さん(奥様はトールペイントの先生)から
数々のメッセージが・・・。
「20年前、お庭のある家で子供を育てたいと
若い時にちょっと無理をしてこの家を建てました。
あれから20年。娘も社会人になりました!」
「健康と沢山の幸せを本当に有難う。
感謝、感謝です。
新しくなる君を家族はもちろんの事、みんな楽しみに待っています」
壁一面に書かれた、このメッセージのひとつひとつ。
20年前に建てていただいたお住まいを
こんなに大事に思って頂いている事、
そして、なにより、このお住まいで
S様のご家族がとても幸せに暮らされたこと!
家づくりを仕事としている私たちにとって、
深い感激とともに、1棟1棟がもつその重さに、
改めて身の引き締まる思いでいっぱいです。
家を建てることは人生の目的ではない。
住まいは、人生を豊かに、そして楽しく暮らすための方法や手段。
でも、そこで感じる幸福感や、
そこを通してつくられる家族の思い出。
確かに、家をもつことで得る何かは大きいと思う。