現在進行中の、とあるお仕事で、
とある店舗の打合せ中の出来事。
お客様や店のオーナーさんの動線、厨房配置、室内空間やデザインを打合せしているうちに
スペースを考えると、椅子席のみで、もしかしたらカウンター席いらないかも?
無くしようか?という話になりました。
とはいえ、いざカウンターを削るとなると、議論が分かれるもので・・・。
しかしその時、お店の大オーナーがひとこと。
「我々の商売は、カウンター席をつくって、会話をしながらお得意さんになってもらい
おきゃくさんと一体で店をもりあげていくものだ。
カウンターは作った方がいい」
ズバーっとおっしゃった。
思わず、「ん~なるほど」。
その道でずっと商売を継続しながら成功された方の、重い一言でした。
私達の家づくりも、そうなんですよね。
これから会うであろうお客様とご縁を頂いたお施主様、
社員・協力業者の皆さん、
色々な関係を考えた時間でした。
大事にしたいです。
~人はどれだけの土地がいるか?~ロシアの小説家トルストイの言葉に例えて
「人はどれだけのエネルギーがいるか?」という言い方があっても良いかもしれない。
もう少し具体的にいうと
「北海道に住む我々はどれだけエネルギーを消費しても良いのか?」ということ。
私がうら若き・・・学生の頃、設計製図を教えていただいた
N先生の言葉です。
住宅と環境問題を考えるとき、いろいろな考え方や切り口があると思いますが
やはり燃料問題と環境問題はきっても切り離せない関係にあるようです。
ある本によると、北海道に住む私たちは、冬の暖房費やガソリン代の負担は全国平均の1.5倍~2倍ともいわれており
H18年度の灯油消費実態調査によると、北海道の暖房用灯油消費量は1,200リットルあまり
給湯は600リットル。・・・ぎょっ!です。
北海道に住む私たちの住まいと環境問題を考えると
ソーラーパネルより高効率の機器より
まず、第一に住宅の性能が重要で、高断熱化が必須であることはいうまでもありません。
(誤解を恐れずに言うと、住宅の性能をほどほどにして、ECO化という設備ありきではないということです)
でも、実は実際に建てられていく住宅の現実はまだまだ違うようです。
今回、私たち東商建設は、「北方型ECO住宅モデル」事業の住宅供給事業者として
さらに質の高い住宅づくりができる会社として、
この機会に恵まれたのですが
家づくりに携わる一人として、会社として、
持続可能な社会、次世代に残せる家づくりを
日々考え取り組んでいきたいと思います。
・・・エドさんすごい・・・ですね。