先日、私の所属している某青年団体の担当委員会で

センスのいい人(感性のいい人)になるには・・・という例会を行いました。

センス(感性)のいい人って、”先天的にもって生まれた能力”と思っていたのですが

実は、センス(感性)の良さは、「データー処理能力」である。というのが

結論なのですが・・・ん~。

~バイオリンを書いてください、上手い下手は全く関係ありません~

という簡単なテストをしたところ、これがなかなか書けません。

誰でも一度は見たことのあるバイオリンですが、いざ描こうとすると

これ明らかにギターだわ・・・とか、自分でもびっくりするほどでした。

バイオリンの特徴は、弓・サウンドホール・あごあて・うずまき・ボディシェイプの5点を

描ければ、バイオリンの特徴をとらえているものですが

自分の時計や家族の顔を上手く描けないのと同じで、じつは物事をぼんやりとしか認識していない。

日常、人間はできるだけエネルギーを使わないように「省エネモード」になっているため

この「省エネモード」をアクティブに開放することが

「感性の扉を」ひらく鍵になる!ということです。

センスがいいといわれるデザイナーも、カリスマ店員もワインのソムリエも、色彩コーディネーターも、

結局、いかにデーターを多くインプットし、そのなかで、ひとつの基準を軸とし、

多次元の軸によって整理されているか、

きちんと整理されていれば新しい情報が入ってきた時に、持ち合わせた軸のなかに

素早く位置づけられ、データー処理能力が早くなる。

だから、「この状況にはこれが合う」と素早く判断できる。

センスの良さは、住宅づくりにおいても求められます。

デザインや色彩はもちろん必須です!!が、私達が携わる注文住宅の場合、

そこに住むお客様に合う、提案をすること、これが更に重要で、

センス(感性)の良さがあらわれると思います。

ご家族のライフスタイルや将来のこと、どうすればこのお家で楽しく

安心安全にくらせるか・・・など、お会いしてご家族とお話をしていくなかで

どれだけアンテナをはり、お客様の想像以上のことを提案できるか・・・

ほんとに、難しいのですが、でも、とても大切なことだと考えています。

私達は家づくりに携わる上で、お客様にとって

センス(感性)の良いプロであることが、常に求められるので

日々もっと努力しなければ・・・と改めた、例会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

東商建設スタッフ | 2008/09/29 | スタッフ日記