2008/09/23
見た目87%?!
こんばんは。
今日は、色について少々。
私たちは、仕事で日々”色”のセンスを要求されることが多いので
ブラッシュアップのため設計Oさんと”色彩”について勉強してまいりました。
いつもの札幌日帰り弾丸ツアーで。
先進国に住む人間が1日に目に入る色は、1,500万色
そのうち、1.0の視力の人が識別できるのは750万色
その色がなぜ重要なのか・・・?
人間の五感は、
視覚87% 聴覚7% 触覚3% 臭覚2% 味覚1% の感覚に左右され
とくに視覚87%のうち、そのイメージは色が大部分を占め、
そして見た目は先入観に変わるそうだ。
色は「寒色系」「暖色系」に分けるのではなく
その色のベースつまり、色素が青みが強いか?黄色みが強いか?
すべての色は「ブルーベース」「イエローベース」に分けられるというもの。
自然界に存在する植物・動物、自然交配されたものはすべて
Bベース・Yベースの色素になっており、たとえば・・・
Yベースの花をもつ植物は、花も根も茎もYベース、
Bベースの人間は、肌も目の色も、髪も全てBベースで、さらに着る服もBベースの色を好むそうで・・・。
美しく見えるものは、そのベースが必ず、BベースかYベースか
どちらかに統一されているとのこと。
なるほど~
たとえば、同じ赤でもBベースの赤と、Yベースの赤では色味が違い
緑を組み合わせる時、(クリスマスカラーですね)同じベースの緑をあわせると良いそうです。
なので住宅のコーディネートもベースを統一させるのが
センスよくまとまる!
これによって商品の売れ方が違ったり、ファッション誌や広告では
このB・Yベースを整える手法は用いられているそうです。
また、人間のB・Yベースは、性格や趣向も違い
ちょっとしたパーソナリティテストもあり、
感覚ではない、理論に基づいた色彩学は非常に勉強になりました。
住宅の内装や外装、家具・カーテン、お庭の植栽や花
広告のはてまで、色に携わるのでもっと勉強して
お客様に感性の良い住宅をご提供していきたいと思いマス!
まだまだ、内容はたくさんあったのですがまたの機会に。